コースレイアウト
園田競馬場820mは、向正面からスタートし、コースを半周し、ゴールとなります。競走距離がかなり短く、スタートが非常に重要な距離となっております。また、ゴール前直線は、200mとかなり短い距離となっております。
枠順の有利不利
園田ダ・地方ダ820mの枠順比較(集計期間:2016-2020)
枠順 | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
地方 (連対率) | 22.0 % | 23.6 % | 24.7 % | 19.9 % | 24.7 % | 25.0 % | 21.4 % | 26.7 % |
園田 (連対率) | 21.4 % | 19.1 % | 32.9 % | 25.7 % | 27.3 % | 28.6 % | 19.5 % | 20.0 % |
(※820mは園田競馬場のみのため、地方データは800mを使用しております。)
園田競馬場ダート820mでは、中枠(3~6枠)が有利な枠となっており、特に3枠は連対率32.9%と好成績を残しております。通常地方800mでは大外の8枠が比較的良い数値となっておりますが、園田820mの大外枠はあまり良くありません。
脚質の有利不利
園田ダ・地方ダ820mの脚質比較(集計期間:2016-2020)
脚質 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
地方 (連対率) | 82.2% | 42.6% | 8.3% | 1.0% |
園田 (連対率) | 74.3% | 41.2% | 11.2% | 0.7% |
(※820mは園田競馬場のみのため、地方データは800mを使用しております。)
園田の脚質別成績は、地方競馬場ではオーソドックスな結果となっており、逃げ>先行>差し>追込 の順に変わりありません。しかし、他の地方競馬場800mに対しては「逃げ」
の連対率が少し劣ります。
騎手の有利不利
園田ダ820mの騎手比較(集計期間:2016-2020)
騎手 | 吉村 | 下原 | 田中 | 大山 | 川原 | 平均 |
全体 (連対率) | 36.8% | 36.0% | 39.1% | 21.8% | 25.6% | 31.8% |
ダ820m (連対率) | 48.6% | 42.4% | 47.6% | 17.2% | 25.0% | 36.1% |
園田競馬場の吉村騎手、下原騎手、田中騎手の3名は、どの距離でも比較的連対率が高くなっておりますが、820mに関しては、特に好成績を残しております。騎手の実力がもろに出る距離だということでしょう。
血統の有利不利
園田ダ・地方ダ820mの血統比較((集計期間:2016-2020)
種牡馬 | サウスヴィグラス | パイロ | ゴールドアリュール | シニスターミニスター | フリオーソ | 平均 |
地方 (連対率) | 35.9% | 46.4% | 34.0% | 30.8% | 33.0% | 36.0% |
園田 (連対率) | 35.7% | 41.2% | 0% | 57.1% | 33.3% | 33.4% |
(※820mは園田競馬場のみのため、地方データは800mを使用しております。)
園田の820mでは、ゴールドアリュール産駒を除けば、リーディング上位の種牡馬の成績が高いことが分かります。特にダート短距離血統のシニスターミニスター産駒が好成績を残しており、血統は重視すべきポイントと言えるでしょう。