コースレイアウト
名古屋競馬場800mは、第2コーナーポケットからスタートし、比較的長い直線を走りコーナーに侵入します。コーナーを二つ通過したらゴールのため、スタートがとても重要なレイアウトです。
枠順の有利不利
名古屋ダ・地方ダ800mの枠順比較(集計期間:2015-2019)
枠順 | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
地方 (連対率) | 21.2 % | 23.7 % | 24.7 % | 21.6 % | 24.6 % | 25.3 % | 22.4 % | 26.3 % |
名古屋 (連対率) | 20.0 % | 22.3 % | 23.4 % | 22.0 % | 22.9 % | 28.3 % | 24.3 % | 33.6 % |
名古屋競馬場ダート800mでは、外枠(特に8枠)が、好成績を残しております。外に行けば行くほど成績が良くなり、最内枠は最も成績が良くありません。
脚質の有利不利
名古屋ダ・地方ダ800mの脚質比較(集計期間:2015-2019)
脚質 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
地方 (連対率) | 82.2% | 42.2% | 9.0% | 1.1% |
名古屋 (連対率) | 81.4% | 42.4% | 10.1% | 1.6% |
通常地方競馬場では、「逃げ・先行」有利が基本ですが、名古屋競馬場ダート800mの「逃げ」連対率は、とてつもなく高い数値となっております。最初の直線終了後、第一コーナーでハナを切れる馬の勝率がかなり高いということです。差し・追込がまず届くということはあり得ないと考えてよいでしょう。
騎手の有利不利
名古屋ダ800mの騎手比較(集計期間:2015-2019)
騎手 | 岡部誠 | 村上弘 | 大畑雅 | 今井貴 | 加藤聡 | 平均 |
全体 (連対率) | 46.6% | 24.9% | 28.0% | 30.8% | 23.7% | 30.8% |
ダ800m (連対率) | 55.0% | 23.2% | 40.6% | 38.2% | 36.3% | 38.6% |
名古屋800mでは、リーディング上位騎手の成績が村上騎手を除いて良い結果となっております。特に、岡部騎手は、連対率55%とかなり高い数字を出しており、マークする必要があるでしょう。
血統の有利不利
名古屋ダ・地方ダ800mの血統比較(集計期間:2015-2019)
種牡馬 | サウスヴィグラス | パイロ | ゴールドアリュール | シニスターミニスター | フリオーソ | 平均 |
地方 (連対率) | 35.4% | 48.8% | 39.3% | 32.3% | 32.9% | 37.7% |
名古屋 (連対率) | 42.3% | 39.1% | 32.1% | 29.4% | 47.1% | 38.0% |
地方競馬場全体でも言えますが、800mではリーディング上位種牡馬の成績がかなり良い結果となっております。特にフリオーソ産駒には注目です。