コースレイアウト
札幌芝1000mは、向正面からスタートし、直線約220m後に3コーナーに突入します。最初の直線はかなり短いため、スタートが重要となります。
高低差は0.7mと他の競馬場に比べ起伏がなく、平坦なコースとなっております。1000mの場合、スタートからコーナー進入までは緩やかな上り坂となっており、そこからカーブの間は少し下り、ゴールまでの直線でまた少し上るといった形になっております。
枠順の有利不利
札幌芝・中央芝1000mの枠順比較(集計期間:2015-2019)
枠順 | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
中央 (連対率) | 12.1 % | 13.5 % | 12.5 % | 12.8 % | 14.3 % | 15.4 % | 17.3 % | 18.2 % |
札幌 (連対率) | 16.3 % | 17.4 % | 18.6 % | 16.3 % | 19.0 % | 15.4 % | 18.2 % | 16.8 % |
中央全体の1000mでは、外枠になればなるほど好成績を残しています。しかし、札幌芝1000mでは、外枠が有利とはなっておらず、バラバラの成績となっております。スタートの直線は短いですが、枠順の有利不利はあまり気にしなくてよいということが分かります。
脚質の有利不利
札幌芝・中央芝1000mの脚質比較(集計期間:2015-2019)
脚質 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
中央 (連対率) | 47.8% | 20.9% | 6.3% | 1.6% |
札幌 (連対率) | 47.1% | 20.7% | 6.7% | 2.9% |
札幌競馬場芝1000mでは、他の中央競馬場芝1000mと同様、「逃げ」が圧倒的有利となっております。やはり1000mというのは、スタートがかなり重要であることが分かります。
騎手の有利不利
札幌芝・中央芝1000mの騎手比較(集計期間:2015-2019)
騎手 | ルメール | 川田 | 武豊 | 福永 | 戸崎 | 平均 |
中央 (連対率) | 36.8% | 57.1% | 18.4% | 19.2% | 16.2% | 29.5% |
札幌 (連対率) | 40.7% | -% | 20.0% | 21.1% | 33.3% | 28.7% |
札幌芝1000mでは、安定のルメール騎手が連対率40%超とかなりの好成績を残しております。また、戸崎騎手もそれに続く形となっており、リーディング騎手がほどよく好成績を残せております。
血統の有利不利
札幌芝・中央芝1000mの血統比較(集計期間:2015-2019)
種牡馬 | ディープインパクト | ハーツクライ | ロードカナロア | ステイゴールド | ルーラーシップ | 平均 |
中央 (連対率) | 15.6% | 19.5% | 30.0% | 3.0% | 25.0% | 18.6% |
札幌 (連対率) | 20.0% | 14.3% | 44.4% | 16.7% | 33.3% | 25.7% |
中央芝1000mでは、リーディング上位の産駒はあまり好成績を残せていません。しかし、札幌の芝1000mでは、リーディング上位産駒=2000m~2400m適正馬がよく走ります。ロードカナロア産駒は、連対率44.4%とかなりの好成績を残しており、中央全体では全く勝てていないステイゴールド産駒もボチボチの結果を出せております。