コースレイアウト
札幌芝1800mは、正面スタンド前でスタートし、最初のコーナーまでは、180mほどしか直線がなく、非常にスタートが大事なコースです。ゴール前直線は、約260mと非常に短くなっております。
高低差は0.7mと他の競馬場に比べ起伏がなく、平坦なコースとなっております。
枠順の有利不利
札幌芝・中央芝1800mの枠順比較(集計期間:2015-2019)
枠順 | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
中央 (連対率) | 15.4 % | 15.0 % | 14.8 % | 15.6 % | 14.8 % | 16.0 % | 14.4 % | 14.6 % |
札幌 (連対率) | 19.6 % | 22.8 % | 15.0 % | 18.1 % | 17.4 % | 14.7 % | 18.8 % | 17.2 % |
札幌競馬場の芝1800mでは、内枠が好成績を残しております。これは、スタート後の直線が短いため、内側を走れる内枠が有利になるためです。数値的には、札幌芝1500mに似たような傾向が見られます。
脚質の有利不利
札幌芝・中央芝1800mの脚質比較(集計期間:2015-2019)
脚質 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
中央 (連対率) | 20.0% | 19.1% | 14.1% | 7.6% |
札幌 (連対率) | 22.5% | 21.3% | 17.2% | 10.2% |
札幌芝1800mは、中央平均と同じような数値が出ていることがわかります。「逃げ・先行」が有利という結果が分かります。
騎手の有利不利
札幌芝・中央芝1800mの騎手比較(集計期間:2015-2019)
騎手 | ルメール | 川田 | 武豊 | 福永 | 戸崎 | 平均 |
中央 (連対率) | 43.7% | 39.3% | 25.4% | 34.7% | 30.1% | 34.6% |
札幌 (連対率) | 44.9% | 42.9% | 33.3% | 37.5% | 0% | 31.7% |
芝1800mは、スタンダードな距離なだけあって、中央・札幌ともにリーディング騎手の連対率が高くなっております。とくに札幌芝1800mは、顕著に表れており、順当な結果になりやすいと思われます。
血統の有利不利
札幌芝・中央芝1800mの血統比較(集計期間:2015-2019)
種牡馬 | ディープインパクト | ハーツクライ | ロードカナロア | ステイゴールド | ルーラーシップ | 平均 |
中央 (連対率) | 26.6% | 18.0% | 21.6% | 17.1% | 20.1% | 20.6% |
札幌 (連対率) | 31.1% | 19.6% | 33.3% | 25.0% | 29.2% | 27.6% |
札幌芝1800mでは、リーディング種牡馬の産駒が全て中央平均を上回っております。特にロードカナロア産駒が好成績を残しており、荒れにくい結果になりやすいことがわかります。